目の下が茶色っぽく変色したり、皮膚がただれてしまったりする涙焼け。
先天的な問題だったり花粉など季節性のアレルギーだったりと様々な原因がありますが、普段食べているドッグフードが原因になっている場合もあります。
特に市販されている安いドッグフードには着色料や香料、保存料など人工的に合成した添加物が含まれていることが多いのですが、これらの添加物が涙管を詰まらせて涙焼けを起こす原因のひとつなのです。
添加物だけでなく、原材料の質が悪いのも良くありません。
安いドッグフードは人間が到底口にできないような品質の肉を使っていることも多いので、ワンちゃんが食べるとうまく消化できずに体内に老廃物が溜まっていき、涙焼けを引き起こすこともあるのです。
また、ドッグフードに穀物や肉類、乳製品など犬がアレルギー反応を起こしやすい食材が含まれていたりすると、体内に混入した異物を外に出そうとして涙の量が増えて、結果的に涙焼けにつながってしまうこともあります。
ですから、すでに涙焼けになってしまっているワンちゃんは、今食べているドッグフードを見直すことが改善への近道になるかもしれません。
ドッグフードの原材料をチェックしてみて、添加物や穀物など涙焼けの原因になりそうなものが入っていた場合は、すぐに使用を中止してこれらが含まれていないドッグフードに切り替えましょう。
涙焼けを起こさないドッグフードを選ぶ際は、無添加でヒューマングレードやオーガニックなど高品質な原材料を使用していることを基準にすると良いですね。
食物アレルギーが原因で涙焼けを起こしているかどうかを確かめるには、動物病院でアレルギー検査を行うのが一番確実ですが、ドッグフードを選ぶ際にできるだけアレルゲンになりにくい食材を使用しているものを選ぶのも有効です。