ポメラニアンの健康を考えたドッグフード選びに悩んでいませんか。
「どんなフードを食べさせたらいいの?」
「フードを食べなくなったらどうするの?」
など、疑問を感じてしまうこともありますよね。
ポメラニアンがなりやすい、涙やけ、皮膚炎や肥満が気になる飼い主さんは、愛犬の健康維持をサポートしてくれるフードを選びましょう。
ポメラニアンにおすすめのドッグフードを紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ポメラニアンにはどんなドッグフードを選んだらよいの?
ポメラニアンは「涙やけ」「アレルギー」「毛ぶきがよくない」「毛並みがよくない」など皮膚に悩まされることがあります。
皮膚炎対策には、「皮膚のコンディションをあげる」ことをメインに考えたフード選びをしましょう。
「単一タンパク質を使用した良質の原材料」「オメガ脂肪酸含有」「添加物含有量が少ないもの」を選ぶことが、皮膚のコンディションをあげることにつながります。
肥満対策には「減量用のフード」「関節に配慮したフード」「グルコサミン・コンドロイチン配合フード」がおすすめです。
ポメラニアンは、
・皮膚や被毛の健康維持のためオメガ脂肪酸配合
・良質なタンパク質源で含有量控えめ
・食べやすい粒の大きさ
の3つをポイントにしたフードを選びましょう。
皮膚ケアのためオメガ脂肪酸配合
皮膚炎になりやすいポメラニアンには、皮膚や被毛の健康をサポートしてくれるオメガ脂肪酸を取り入れてみましょう。免疫力の低下によって皮膚炎が悪化することもあります。オメガ脂肪酸は、免疫力の維持もサポートしてくれる大切な栄養素です。
良質なタンパク質源を選ぶ!
カロリー控えめの良質なタンパク質源は、ポメラニアンにとって大切な栄養素です。フードによっては消化しにくい穀物が多く含まれているものもあります。
消化が悪いと免疫力を低下させアレルギーを引き起こすこともあり、皮膚炎も心配されます。
また、ポメラニアンは肥満にも注意しなければならないためカロリーを控えることも大切です。
食べやすい粒の大きさ
食べやすい粒の大きさはそれぞれのフードで特徴がありますが、薄く小粒なもの(8〜10mm程度)を選ぶとよいでしょう。
ポメラニアンのドッグフード選びの3つのポイント
・良質なタンパク質源で含有量控えめ
・食べやすい粒の大きさ
ズバット解決!ポメラニアンの知りたいこと
わんわんイズムが独自に、ポメラニアンを飼っている飼い主の方へのアンケートからドッグフードに関する悩みを解説していきます!
ポメラニアンが食べない時はどうしたらいいの?
原材料にこだわったドッグフードを選んでみましょう。新鮮なお肉が原材料のフードは良質なタンパク質源が含まれ、おいしさや香りも違います。
人間が食べられるヒューマングレードの食材を使用したプレミアムフードもおすすめです。皮膚炎などが気になって食欲がなくなるワンちゃんもいます。
皮膚ケアをサポートするオメガ脂肪酸配合のフードも検討してみましょう。
ポメラニアンが太っていて体重を減らすにはどうしたらいい?
ダイエットはライフステージによって方法を変えましょう。
シニアまでの成犬の場合は、「しっかり運動」+「カロリー制限」で行うことが可能ですが、シニア期以降は「軽く運動」+「カロリー制限」と、ダイエット方法が変わります。
シニア期は関節のトラブルや心疾患などを抱えていることが多くなるので、無理な運動は体調不良を引き起こすことがあります。シニア期のダイエットはカロリー制限を中心に、軽い運動で新陳代謝を上げましょう。
成犬のダイエットは関節疾患の心配がなければ、筋肉質の体への体質改善でカロリーを燃焼しやすい体質にしていきます。
カロリーを制限する時には量を減らさず、カロリーの低いドッグフードに変えてください。量を減らすと必要な栄養素が不足してしまいますので、極端に減らさないように注意してください。
【子犬期】与えるドッグフードの量と回数の目安は?
子犬期は、まだ胃が小さいため少しずつしか食べることができません。
空腹による低血糖に注意しながら、1日の給与量を3~5回に分けて与えましょう。月齢に合わせて少しずつ量を増やします。
1日の給与量の目安
月齢 | 成犬期2.5㎏ | 成犬期5.0㎏ |
2カ月 | 50g | 80g |
3カ月 | 60g | 95g |
4カ月 | 60g | 100g |
5~6カ月 | 60g | 100g |
7~9カ月 | 60g | 100g |
9~12カ月 | 55g | 95g |
※100gあたり375kcalのドッグフードの場合
9カ月を過ぎたら、もうすぐ成犬期です。フードの量を減らして太りすぎないように注意しましょう。
【成犬期】与えるドッグフードの量と回数の目安は?
1歳を過ぎたら成犬期です。一度に食べられる量が増えますが、1日分をまとめてあげることはやめましょう。
犬は食べ物をすぐに飲み込むため、栄養素をしっかりと吸収できません。1日分を2回に分けて与えるようにしましょう。
1日の給与量の目安
成犬体重 | 小型犬~中型犬の給与量 |
2.0kg | 45g |
3.0kg | 50g |
4.0kg | 80g |
※100gあたり382kcalのドッグフードの場合
【老犬期】与えるドッグフードの量と回数の目安は?
7歳を過ぎたら老犬期です。運動量が減り、基礎代謝も低下してきます。成犬期と同じカロリーを与えていると肥満の原因になるため、低カロリーで良質なタンパク質を含む高齢犬用フードへの切り替えがおすすめです。
老犬期は1回で食べられる量が少なくなるため、1日分の給与量を3~4回に分けて与えましょう。
1日の給与量の目安
成犬体重 | 小型犬~中型犬の給与量 |
2.0kg | 50g |
3.0kg | 65g |
4.0kg | 80g |
※100gあたり321kcalのドッグフードの場合
アレルギーのある場合には
ダニなどが原因になることもありますが、食べ物が原因になっていることも多いです。
病院で検査をしてもらうと、アレルギーの原因を知ることができます。検査結果によっては、アレルギー対応のドッグフードに切り替えることも必要です。
また、オメガ脂肪酸が含まれるフードであれば皮膚の健康に期待ができます。
涙やけの場合には?
目にゴミが入ることで起こりやすい涙やけは、食べ物によって引き起こされることもあります。
合わないタンパク質が使われている場合は、良質なタンパク質を含むフードに変えましょう。
また、穀物や添加物が含まれているドッグフードは消化に悪く、体内に老廃物を溜めやすいです。その結果、涙の通る管を詰まらせて涙やけを引き起こすことがあります。
穀物や無添加が不使用で、良質なタンパク質を含むドッグフードがおすすめです。
ポメラニアンにおすすめするドッグフード10種類を徹底比較
編集部では、口コミ・評判の良いポメラニアンのドッグフード10種類を徹底比較してみました。
比較した項目は、「オメガ脂肪酸配合」、「タンパク質源」、「食べやすい粒の大きさ」の3つ。
ドッグフード | オメガ脂肪酸配合 | タンパク質源 | 食べやすい粒の大きさ |
---|---|---|---|
ロイヤルカナン サイズ ヘルス ニュートリションミディアム アダルト |
◯ | 肉類(鶏、七面鳥) | ◯ |
ボッシュ ミニアダルト チキン&キビ |
△ | フレッシュチキン 25% | ◯ |
ペディグリー ビーフ&緑黄色野菜 |
× | × 肉類(チキンミール、チキンエキス、ビーフ等) | × |
アイムス 成犬用 健康維持用 チキン小粒 |
〇 | 肉類(チキンミール、家禽ミール) | 〇 |
愛犬元気ビーフ・緑黄色野菜・小魚入り | × | × 肉類(チキンミール、チキンエキス、ささみパウダー、ビーフパウダー等) | 〇 |
モグワン | 〇 | チキン生肉20%、生サーモン11%、乾燥チキン11%、乾燥サーモン7% | ◎ |
アカナ アダルト スモールブリード |
〇 | 新鮮骨抜鶏肉11%、鶏肉ミール10%、七面鳥肉ミール10% | ◎ |
カナガン | 〇 | 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25% | ◎ |
カークランドスーパプレミアムドッグフード ラム・ライス・ベジタブル 成犬用 | 〇 | ラム・ラムミール | 〇 |
ファインペッツ極 | ◯ | アヒル肉 | ◎ |
今回比較したフードの中にはアレルギーリスクのある穀類や人工添加物が含まれているものもありました。そのようなフードは避けるべきです。
ヒューマングレードの原材料使用のもので良質な動物性タンパク質を豊富に含むフードがオススメです。
食べやすい粒の大きさはそれぞれのフードで特徴がありますが、薄く小粒なもの(8〜10mm程度)を選ぶとよいでしょう。
編集部がおすすめするドッグフード
ポメラニアンの悩みで多い「涙やけ」や「皮膚のトラブル」対策のため、皮膚や被毛の健康維持に効果が期待できる「オメガ脂肪酸がバランス良く配合されているもの」。
涙やけの原因の一つはタンパク質であると考えられるため、「良質な動物性タンパク質が含まれているもの」口が小さく歯も小さいので「小粒で食べやすい形状であること」に注目しピックアップしました。
モグワン
モグワンは、チキン生肉と生サーモンを中心に良質な動物性タンパク質を50%以上も使用。
原材料のサーモンや海藻にはオメガ脂肪酸が豊富に含まれ、皮膚ケアにも期待がもてます。グレインフリーで人工添加物不使用なのでアレルギーにも配慮され、8〜10mm程度の小粒で噛み砕きやすいドーナツ型形状のためポメラニアンにオススメのフードです。
アカナ
アカナ アダルトスモールブリードは、原材料中60%がヒューマングレード認定を受けたお肉で、良質な動物性タンパク質を摂取することができます。
オメガ脂肪酸も配合され被毛や皮膚ケアにも配慮。さらに非常に薄く小粒なのでポメラニアンにオススメのフードの一つです。
カナガン
カナガンは、ヒューマングレードの骨抜きチキン生肉、乾燥チキンを51%使用。
グレインフリーで人工添加物不使用な上、原材料のサーモンオイルや海藻にはオメガ脂肪酸が豊富に含まれているので、皮膚や被毛のケアが欠かせないポメラニアンにオススメです。粒も小粒で噛み砕きやすいドーナツ形状なのが嬉しいですね。
ドッグフード利用のきっかけや継続の理由は?
全国8,008人の飼い主さんへのドッグフード利用アンケート調査結果よりポメラニアンの飼い主さんがドッグフード利用のきっかけや継続の理由をまとめてみました。
1位 犬の対象年齢が合っている 25.3%
2位 一粒当たりのサイズが合っている(愛犬の食べやすさ) 23.1%
3位 価格の適正さ 22.3%
4位 獣医師のススメ・紹介があったから 20.5%
5位 添加物、保存料などの安全性 20.3%
「対象年齢が合っている」「一粒当たりのサイズ」「価格の適正さ」がTOP3。続いてロイヤルカナンのユーザーの特徴でもある「獣医師のススメ」、そして「添加物や保存料の安全性」が続きます。
まとめ
ポメラニアンにどんなものを食べさせたらよいのかについてまとめました。皮膚炎、肥満が気になる飼い主さんには、「オメガ脂肪酸配合」、「良質なタンパク質源」、「食べやすい粒の大きさ」のドッグフードがおすすめです。
ドッグフード選びに迷ったときは、「オメガ脂肪酸配合」、「良質なタンパク質源」、「食べやすい粒の大きさ」のこちらがおすすめ!
ポメラニアンを飼っている多くの飼い主さんが、愛犬と一緒に楽しく過ごせますように!