ドッグフードはスーパーやホームセンター、ドラッグストアなどさまざまな量販店で販売されています。
市販のドッグフードは、実際に商品を手に取って買えるという安心感がありますが、原材料をチェックしてみると品質が良いと言えるものが少ないのが現状です。
なぜ市販のドッグフードは品質が悪いものが多いのかというと、量販店では値段を安くしないとなかなか売れないため、原材料の質を落として原価を下げざるを得ないのです。
例えば、穀物を多く入れてカサ増しをしたり、骨や爪など本来は捨てるべきである肉の副産物を混ぜ合わせていたりしているものもあります。
また、市販のドッグフードは製造してから販売するまでに時間がかかってもいいように、化学的に合成した保存料を添加して、賞味期限を長くしているものが数多くあります。
このように、量販店で手ごろな値段で買えるようなドッグフードは、ワンちゃんの健康に悪影響を及ぼす恐れがありますので、基本的にはあまりおすすめできません。
とはいえ、市販されているドッグフードでも品質の良いものが全くないというわけではなく、ペットショップや動物病院などで扱っているドッグフードの中には比較的安全性が高いものもあります。
品質や安全性が高いドッグフードというのは具体的にどんなものかと言いますと、合成の保存料や着色料などの添加物が入っておらず、人間が食べられるほど上質な原材料を使用していること、肉類が最も多く配合されていることなどが挙げられます。
これらの基準を満たした場合、ドッグフード1㎏当たりの値段は最低でも1,000円以上になるはずです。
値段がこれよりも安い場合は、あまり良い原材料を使用していない可能性が高いので避けた方が良いでしょう。