グルテンフリーの無添加ドッグフード「クプレラ」。今回は「クプレラ プレミアム・ベニソン」の原材料や成分を調査しました。給与量や価格などもあわせてご紹介しますので、フード選びの参考にしてみてくださいね。
基本情報
- 抗生物質、成長促進剤、ホルモン剤を使用していない安全性の高いオーストラリア産鹿肉を使用
- アレルギーを引き起こすといわれている穀類を一切含まないグレインフリーのドッグフード
- 低温調理製法でお肉や野菜などの栄養が損なわれていない
- 熱に弱い酵素やビタミン、プロバイオティクスを非加熱で配合
参考価格 | 200g 1,265円・700g 3,542円・1.5kg 6,072円・6kg 19,448円(税込み)※公式サイト参照 |
参考1Kgあたり単価 | 約3,241円~約6,325円(税込み) |
カロリー | 330kcal/100g |
生産国 | オーストラリア |
主原料 | 鹿肉 |
穀物 | 不使用 |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工保存料 | 不使用 |
人工着色料 | 不使用 |
人工香料 | 不使用 |
その他気になる人工添加物 | 不使用 |
粒の大きさ | 直径約10mmのフレーク状 |
編集部によるクプレラの評価
クプレラは、グルテンフリーでプロバイオティクスと酵素にこだわったオーストラリア産フードで、タンパク質源別など8種のラインナップが用意されています。今回評価した「プレミアム・ベニソン」はオーストラリア産の鹿肉を使用した穀物不使用のレシピ。肉や野菜など原材料を丁寧に低温調理することで一般的なフードに比べ栄養分を維持しています。
さらにプロバイオティクスと酵素、ビタミン、10種の必須アミノ酸を補充し栄養的に完成度を高めています。
原材料
鹿肉、 サツマイモ、 タピオカ、 フラックスシード、 ニンジン、 パパイヤ、 リンゴ、 ユッカ、 タウリン、 ※活性酵素、 ※プロバイオティクス( 好酸性乳酸桿菌、 機能性酵母、 陽性桿菌)、 ※多糖類、 必須アミノ酸( アルギニン、ヒスチジン、ロイシン、イソロイシン、バリン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン)、 ビタミン&キレートミネラル( カロチン、 塩化コリン、 炭酸カルシウム、 ビタミンE、 鉄、 ビタミンA、 亜鉛、 ナイアシン、 葉酸、 チアミン、 ビタミンB6、 マンガン、 ビタミンK群、 ヨウ素
編集部コメント~原材料~
第一原材料として動物性タンパク質源である低脂肪・低カロリーのオーストラリア産鹿肉を使用。炭水化物源はゆっくりと消化吸収されるため太りにくく、食物繊維も豊富な低GI食品であるサツマイモを使用。皮膚や被毛のケアが期待できるオメガ3、6脂肪酸が含まれるフラックスシードや腸内環境を整えるのに役立つプロバイオティクスなどこだわりのあるシンプルな構成といえるでしょう。危険な合成添加物や副産物、穀物の使用もありません。
成分
粗たんぱく質22%以上、粗脂肪5%以上、粗繊維4%以下、粗灰分9%以下、水分10%以下
編集部コメント~成分~
粗タンパク質22%以上、粗脂肪5%以上(DM値24.4%以上、5.6%以上)とかなり低タンパク・低脂肪なフードである点が気になります。編集部としては、成長期や活動量の多いワンちゃんにはオススメしにくいフードとなります。穀物アレルギーなどでどうしてもこのフードというのであれば、給餌量やトッピングなどでタンパク質量、脂質量を補ってはいかがでしょうか。
生産者情報
クプレラは株式会社LINNA商会が企画したドッグフードであり、他にはキャットフードやサプリメントも扱っています。日本で企画され、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドのドクターや研究者のサポートなどにより作られています。オーストラリアで製造されていますが、日本国内で検査や最終仕上げを行っています。アルミシートを樹脂ではさんだ三層構造のパッケージに脱酸素剤などの小包をいれて、保存料を使わずに安全性を高めています。犬や猫の祖先がなにを食べてきたかを考え、熱に弱いプロバイオティクスや酵素などを非加熱で配合していることが特徴のフードを作っています。
保管方法
ドッグフードが酸化しないよう保管方法には十分注意しましょう。酸化してしまうと味や香りが変わってしまい、本来含まれるはずの栄養も少なくなってしまいます。
▲開封前の保存方法
開封前でも、保存する場所によっては品質維持が難しくなるため注意しましょう。
- 湿度が高くならない
- 風通しがよい
- 温度変化がない
- 直射日光が当たらない
などの条件に適した場所で保存しましょう。
▲開封後の保存方法
開封前と同じように温度や湿度、直射日光に注意して、冷暗所などで保存します。フードの口を3回くらい折り曲げてからクリップなどで封をしましょう。なるべく1カ月以内に使い切ることが大切です。
よくある質問
・どのようにして愛犬にぴったりなフードを選べばよいのですか?
年齢によって必要な栄養バランスが異なるため、そのときに合うフードを選ぶようにしましょう。また、去勢や避妊手術により太りやすくなっているか、アレルギーの有無などによっても選ぶべきフードが違います。現在アレルギーがない場合でも、穀物や添加物入りのフードを与え続けることでアレルギーを引き起こすこともあります。クプレラ プレミアム・ベニソンなら、グレインフリーで添加物も不使用なので安心ですね。
・保存料・添加物は使っていますか?
使用していません。酸化しにくいパッケージを採用し、保存性を高めています。
・給与量
給与量は目安になります。運動量や年齢、体重の変化や季節によって調整しましょう。1日分の給与量を2回くらいに分けて与えます。
「クプレラ プレミアム・ベニソン」
1日分の給与量の目安
体重 | 1日分の給与量 |
~2kg | 20~35g |
2~5kg | 35~65g |
5~10kg | 65~130g |
10~20kg | 130~260g |
20~40kg | 260~520g |
40kg~ | 520g~ |
(100gあたり330kcal)
・フードを切り替えるには?
はじめは、新しいフードと今まで食べていたフードを半分ずつ混ぜて与えます。1週間くらいかけて少しずつ新しいフードを増やしていきましょう。
切り替え方の目安
新しいフードを混ぜる割合 | |
1日目 | 50% |
4日目 | 75% |
1週目 | 100% |
半量ずつ混ぜたフードを食べないときは、新しいフードを1割か2割程度にして与えてみましょう。ワンちゃんによっては、切り替えに2週間くらいかかることもあります。
・子犬にも与えられますか?
全成長段階用なので与えることができますが、成長のために給与量を増やす必要があります。また、一度にたくさん食べることができないため、1日分を3~5回に分けて与えましょう。
クプレラには栄養価の高い子犬用フードもあります。
・老犬にも与えられますか?
全成長段階用なので与えることができます。高齢になると一度に食べられる量が減ることもあります。様子を見ながら給与量を調整し、1日分を3~4回に分けて与えましょう。
クプレラは高齢犬に適した栄養バランスのフードもあります。
価格
公式サイトでの販売がない場合には、ペットショップや量販店の他、Amazonや楽天などでも購入することができます。
「クプレラ プレミアム・ベニソン」
内容量 | 参考価格 ※公式サイト参照 |
200g | 1,150円 |
700g | 3,220円 |
1.5kg | 5,520円 |
6kg | 17,680円 |
※税抜
まとめ
クプレラ プレミアム・ベニソンは、アレルギーの原因になりやすい穀物を含まないグレインフリーのドッグフードです。安全性の高いオーストラリア産の鹿肉を使用しているため良質なタンパク質を摂取することができます。
- 抗生物質、成長促進剤、ホルモン剤を使用していない安全性の高いオーストラリア産鹿肉を使用
- アレルギーを引き起こすといわれている穀類を一切含まないグレインフリーのドッグフード
- 低温調理製法でお肉や野菜などの栄養が損なわれていない
- 熱に弱い酵素やビタミン、プロバイオティクスを非加熱で配合
などの特徴があります。
酸化防止剤や人工的な添加物は一切使用していないためワンちゃんの体にやさしく、安心して毎日与えることができそうですね。ヒューマングレードの食材を使用していたり、酵素やプロバイオティクスを配合していたり、ワンちゃんの健康を第一に考えられたフードです。