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【8008人調査】PIYO(ベジタリアン)の悪い評判・安全性を調査

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優れた素材の良さが味わえるドッグフード「PIYO」。

今回は「PIYO」の原材料や成分を調査しました。給与量や価格などもあわせてご紹介しますので、フード選びの参考にしてみてくださいね。

このドッグフードの特徴

  • オーガニック認定を取得した原材料を99%使用し、製造工程の殆どが手作業
  • 犬の健康を害する危険性がある化学添加物を不使用
  • 生産者の情報も全て確認する事ができる、愛犬に安心して食べさせるドッグフード

基本情報

参考価格 2499円(税込み)
参考1㎏当たり単価 約5000円
カロリー 398kcal/100g
生産国 日本
主原料 鶏肉ミンチ
穀物 全粒小麦、トウモロコシ
酸化防止剤 不使用
人口保存料 不使用
人工着色料 不使用
人工香料 不使用
その他気になる人工添加物 不使用
粒の大きさ 小粒

編集部によるPIYOの評価

オーガニック原材料が99%、生産者情報も公開するなど、安全性を全面に打ちしているプレミアムドッグフード「PIYO」。

 

オーガニックでない1%は酸化防止のためのローズマリー抽出物のみなので、化学系の原材料は一切使われていないことになります。

 

国産ドッグフードの中では間違いなくクオリティもメーカーの意識も高い商品と言えそうですね。

 

一方、国産(青森県)の小麦が使われています。国産の小麦とはいえアレルギー発症の恐れがありますので、ここはネガティブな評価ポイントになってしまいます。

原材料

全粒小麦、とうもろこし、大豆、ひまわりの種、ローズマリー抽出物

 

編集部コメント~原材料~

 

今回検証しているPIYOベジタリアンは、肉類を一切使用していません。主原材料は国産小麦です。

 

その他、トウモロコシと大豆といった植物性のたんぱく質摂取を前提としています。

 

「カロリーを抑えたい」あるいは「肉類のアレルギーがある」といったワンちゃんを対象としていると言うことですが、肉類アレルギーはともかく、本来肉類が主食の犬のダイエットとしては別の選択肢(=低脂肪な鹿などの肉類等)もあると思います。

 

もちろん、小麦を主食として摂取することでアレルギーが発症してしまう恐れもあります。

成分

蛋白質17.4%、脂肪3.2%、食物繊維4.0%、灰分2.0%、水分6.0%

 

編集部コメント~成分~

 

穀類が主原材料ですのでたんぱく質や特に脂肪は低い構成料になっています。

 

肉類全般にアレルギーがあるなど動物性たんぱく質が摂取できないワンちゃんならともかく、魚などの動物性たんぱく質に含まれるオメガ脂肪酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素が足りなくなることが心配です。

PIYOドッグフードのシリーズ商品

PIYOドッグフードは1つの種類しかないドッグフードではなく、タイプの違い3つのドッグフードがあり、ライフステージや愛犬の状態によって変える事ができます。

商品名 特徴
メンテナンス 成犬用のドッグフードで、犬はライフステージによってドッグフードを変える必要がある場合があります。

仔犬から成犬になる際に切り替えて、老犬期を迎えるまでの間食べるドッグフードです。

ベジタリアン 鶏肉などの動物性たんぱく質を一切使っていないドッグフードです。

肉類に対してアレルギーがある犬におすすめのドッグフードです。

パピー 成長期の仔犬が健康的に成長できるように作られたドッグフードで、仔犬以外でも妊娠授乳期の犬や病気の治療中の犬などにも適しています.

生産者情報

PIYOの生産者ではある、株式会社イシイは1996年よりオーガニックペットフードに携わり、その販売を通して環境保全と動物福祉にも取り組んでいます。

 

オーガニックの原材料に使用し、製造は国内で全て生産しています。

保管方法

PIYOドッグフードは、人工的に作られた酸化防止剤を使用されていません。

 

それ自体は素晴らしい事ではありますが、ローズマリー抽出物などの自然の食べ物の抗酸化作用を使った保存では人工的に作られた酸化防止剤よりも保存期間が短いという欠点があります。

 

なので、保存する場合には直射日光が当たらない場所での保存は勿論ですが、保存ができる期間中に愛犬に食べさせるようにする事も大切です。

よくある質問

・いくつかの種類のフードと混ぜても大丈夫ですか?

ドッグフードはいくつかの種類に分類されますが、PIYOドッグフードは「一般職」に分類されます。これはPIYOドッグフードだけでは、栄養不足に陥りやすいので、PIYOドッグフードを与える際にはいくつかのドッグフードと一緒に与えたほうがいいといえます。

・フードを切り替えるには?

ドッグフードは、犬の成長によって切り替える必要があるものもあります。その際にいきなり100%切り替えてしまうと、犬の消化器官が驚いてしまい、消化不良を起こしたり、中には食べなくなってしまう事もあります。

そこで、まずは今までのドッグフードと新しいドッグフードの割合を9:1にして、嘔吐や下痢などをしないのであれば、新しいドッグフードの割合を少しずつ増やしていき、1週間~10日ほどをかけて切り替えていくようにします。

・1日にどれくらいの量は?

1日の適量としては、体重5㎏の犬だと82g、体重10㎏の犬だと138gほどで、成犬だとこれを2回に分けて食べさせていきます。

・子犬にも与えられますか?

PIYOドッグフードの「パピー」は仔犬を対象に作られたので食べさせる事ができますが、他の2つは成犬が対象なので、食べさせるのには適していません。

・老犬にも与えられますか?

PIYOドッグフードは3つの種類がありますが、老犬用に作られたものはありません。ただ、他のドッグフードと一緒に食べさせるのであれば、食べさせる事はできます。

・賞味期限はどれぐらいですか?

賞味期限は開封していない状態で約2か月ですが、開封すれば酸化をしていくので、それよりも早く食べきれるように調節していくようにしましょう。

価格

商品名 価格
パピー 2604円
ベジタリアン 2394円
メンテナンス 2499円

現在、通販サイトでは楽天とアマゾンで取り扱いがあるようですが、時には在庫がない場合もあります。

また、公式サイトでは2袋以上購入される場合には送料が無料となるキャンペーン中です。

さらに1袋50g、3袋900円でお試しができるので、初めてPIYOドッグフードを愛犬に食べさせようと思う人はお試しから始めてみるのも1つの方法です。

それで、愛犬がおいしく食べるようであれば正規の量を購入すればいいし、愛犬がどうしても食べない場合にはほかのドッグフードを考える事も出来ます。

悪い評判・口コミ

・悪い評判や口コミとしては、オーガニックは魅力的だが、価格が高いといったものや、動物性たんぱく質が使用されていない「ベジタリアン」に対する信用ができない

良い評判・口コミ

・よい評判や口コミとしては、元気になったというものや、毛艶が良くなった

まとめ

99%のオーガニック認定された原材料とはいえ、主原材料は小麦とトウモロコシといった穀物です。肉類は一切使用していないので動物性たんぱく質は補えません。

健康被害を及ぼす危険性があるような人工の添加物は使われていませんが、

もちろん穀物アレルギーがあるワンちゃんには与えられませんし、

一般的には消化不良などの不安も残ります。

そもそも犬でベジタリアン・・といった特殊事情についての情報が無いので

評価の仕方が難しいドッグフードです。

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