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【8008人調査】サイエンスダイエットの悪い評判・安全性を調査

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高品質な原材料を使い健康をサポートするドッグフード「ヒルズ サイエンスダイエット」。今回は「サイエンスダイエット アダルト 小粒 成犬用」の原材料や成分を調査しました。給与量や価格などもあわせてご紹介しますので、フード選びの参考にしてみてくださいね。

基本情報

  • 品質の高いタンパク質やミネラルを含みバランスのよい栄養が摂取できる
  • 抗酸化成分配合で健康や免疫力の維持をサポート
  • 人工的な保存料、着色料、香料などが不使用で安心
  • 獣医師と栄養学者が開発した獣医師おすすめのドッグフード
参考価格 1.4kg 1,332円・3.0kg 2,470円※amazonサイト参照
参考1Kgあたり単価 約823円~約944円(税込)
カロリー 372kcal/100g
生産国 オランダ
主原料 トウモロコシ・小麦・トリ肉(チキン、ターキー)
穀物 トウモロコシ・小麦・コーングルテン・米
酸化防止剤 天然由来成分(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
人工保存料 不使用
人工着色料 不使用
人工香料 不使用
その他気になる人工添加物 不使用
粒の大きさ  小粒

編集部によるサイエンスダイエットの評価

年齢、大きさ、健康ニーズ別など様々なラインナップが用意されているヒルズのサイエンスダイエット。最新のペット栄養学で健康をケアすると謳っています。今回評価した「アダルト 小粒 成犬用」は、1~6歳の成犬用で原産国はオランダです。満足できない場合に全額返金(諸条件あり)する「満足保証」制度があるのは嬉しいですね。ただし、肝心のフードの内容は植物性タンパク質が多く含まれ、原材料の品質に関する具体的な情報の開示が少なく編集部としてオススメできるものではありませんでした。

原材料

トウモロコシ、小麦、トリ肉(チキン、ターキー)、動物性油脂、コーングルテン、トリ肉エキス、植物性油脂、ポークエキス、ビートパルプ、亜麻仁、米、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、アミノ酸類(タウリン、リジン)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)

編集部コメント~原材料~

原材料は多く含まれている順に、トウモロコシ、小麦、トリ肉(チキン、ターキー)となっており、植物性タンパク質が動物性タンパク質より多く含まれていることがわかります。また、トウモロコシや小麦はアレルギーを引き起こしやすく、消化もしにくい穀物です。さらに、由来のはっきりしない動物性油脂やビートパルプなど避けたい原材料が使用されています。危険な合成添加物が含まれていない点は評価できますが、フードとしてはオススメしにくい内容です。

成分

たんぱく質20.0%以上、脂質13.0%以上、粗繊維3.0%以下、灰分5.5%以下、水分10.0%以下

編集部コメント~成分~

粗タンパク質23.8%、脂質16.1%とAAFCOの基準はクリアしています。ただし、炭水化物が53.3%も含まれています。原材料から見ると、トウモロコシ、小麦が半分程度入っていると思われるので穀物アレルギーやお腹の弱いワンちゃんは注意が必要です。

生産者情報

サイエンスダイエットは、アメリカに本社のあるヒルズのドッグフードです。ヒルズのはじまりは、1930年代までにさかのぼります。盲目の青年モーリス・フランクの盲導犬バディは腎機能障害を患っていました。マーク・モーリス・シニア博士は原因が栄養失調によるものと診断し、妻のルイーズ・モーリスと一緒に自宅のキッチンでペットフードを開発したことからヒルズの歴史がはじまりました。現在では研究や開発をアメリカで行い、ヨーロッパの安全な工場で生産されています。「人とペットの深い絆を、より豊かに、より永らえることに貢献する」という使命を掲げ、ペットの健康を守るためのフード作りに取り組んでいます。

保管方法

ドッグフードは酸化しやすいため保管方法には十分注意しましょう。

▲開封前の保存方法

開封前でも、保存場所を間違えると酸化してしまうことがあります。

  • 湿度が高くならない
  • 風通しがよい
  • 温度変化がない
  • 直射日光が当たらない

などの条件に適した場所で保存しましょう。

▲開封後の保存方法

・ドライフード

開封前と同じように温度や湿度、直射日光に注意して、冷暗所などで保存しましょう。フードの袋からは空気をなるべく抜いて酸化を防ぎ、1カ月以内に使い切るようにしましょう。密閉できる容器に入れることもおすすめです。

・ウェットフード

開封後は別の容器に移し、冷蔵庫に入れて2~3日以内に使い切りましょう。

よくある質問

・どのようにして愛犬にぴったりなフードを選べばよいのですか?

ライフステージに合わせた栄養を摂取できるように成犬期は成犬用、高齢犬は高齢犬用のフードを選ぶようにしましょう。また、肥満ぎみのワンちゃんや、去勢・避妊手術で太りやすくなっている場合はカロリー控えめのフードもおすすめです。アレルギーがある場合は原材料を確認して選びましょう。

・保存料・添加物は使っていますか?

危険性のある酸化防止剤や、人工的に作られた添加物は使用していません。サイエンスダイエットの酸化防止には天然由来の成分が使用されているため安心ですね。

・給与量

給与量は目安です。運動量や体重の変化などによって調整しながら、1日分を2回くらいに分けて与えましょう。

「サイエンスダイエット アダルト 小粒 成犬用」

1日分の給与量の目安

体重 1日分の給与量
1kg 30g
2kg 50g
3kg 70g
4kg 85g
5kg 100g
6kg 115g
8kg 145g
10kg 170g
15kg 230g
20kg 285g

(100gあたり約372kcal)

・フードを切り替えるには?

1週間くらいかけて徐々に切り替えていきますが、慣れるまでに10日以上かかることもあります。新しいフードを混ぜる割合は、ワンちゃんに合わせて調整していきましょう。

切り替え方の目安

新しいフードを混ぜる割合
1~2日目 25%
3~4日目 50%
5~6日目 75%
7日目 100%

・子犬にも与えられますか?

サイエンスダイエット アダルト 小粒 成犬用は1~6歳までのフードです。どんどん成長する子犬に合わせた栄養バランスの子犬用フードをおすすめします。

・老犬にも与えられますか?

老犬の場合も、年齢に合わせた栄養バランスの高齢犬用フードをおすすめします。低カロリーで質のよいタンパク質が含まれるものや、関節の健康をサポートしてくれるフードもあります。

価格

公式サイトでの販売がない場合には、ペットショップや量販店の他、Amazonや楽天などでも購入することができます。

「サイエンスダイエット アダルト 小粒 成犬用」

内容量 参考価格 ※amazonサイト参照
1.4kg 1,436円
3.3kg 1,922円
6.5kg 3,805円
9kg 4,480円
12kg 6,528円

※税込

まとめ

サイエンスダイエットは、アメリカの獣医師が自分のペットに選ぶドッグフードとして知られています。獣医師おすすめのフードということもあり、飼い主さんに選ばれることもあるようです。

  • 品質の高いタンパク質やミネラルを含みバランスのよい栄養が摂取できる
  • 抗酸化成分配合で健康や免疫力の維持をサポート
  • 人工的な保存料、着色料、香料などが不使用で安心
  • 獣医師と栄養学者が開発した獣医師おすすめのドッグフード

などの特徴があります。

酸化防止剤や人工添加物が不使用なので安心できますが、アレルギーを引き起こすといわれている穀物や何が入っているのか明確ではない動物性油脂、かさ増しに使われるビートパルプなどが原材料に含まれています。心配な飼い主さんは穀物不使用のグレインフリーや、ヒューマングレードの原材料を使ったフードも検討してみるとよいかもしれませんね。

リーズナブルな価格なので、たくさんのフードを用意しなければならない多頭飼いをしている家庭では使いやすいでしょう。

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