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【8008人調査】ワイルドレシピ「チキン」の悪い評判・安全性を調査

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愛犬の祖先が食べていた食事を再現して生まれたドックフードのワイルドレシピシリーズ。肉食の祖先(オオカミ)を持つ愛犬が本能的に求める食事を、高タンパクで穀物を使用せずに作られました。今回はその中でも超小型犬~小型犬が本能的に求める、高品質なチキン(肉)を第一主原料とした製品、ワイルドレシピ『チキン』をご紹介していきます。給与量や価格などもあわせてご紹介しますので、フード選びの参考にしてみてくださいね。

基本情報

  • 新鮮なチキン生肉をふんだんに使用し素材本来の旨味を引き出している。
  • 高たんぱく質(32%以上)で愛犬の健康な筋肉を維持サポートしてくれる。
  • 穀物は一切使用せず、消化性の高い高品質なひよこ豆やポテト、えんどう豆を使用し消化吸収の健康維持に配慮している。
  • 原材料の調達から調理の全工程、品質・安全管理まで全て自社で一元管理している。

基本情報

参考価格 800g \1640/2kg \2750/4kg \4550 (amazon参照)
参考1Kgあたり単価 \1375
カロリー 375kcal/100g
生産国 アメリカ
主原料 チキン生肉
穀物 不使用
酸化防止剤 不使用
人工保存料 不使用
人工着色料 不使用
人工香料 不使用
その他気になる人工添加物 不使用
粒の大きさ 小粒

編集部によるワイルドレシピの評価

犬の祖先であるオオカミの食餌をテーマにつくられているワイルドレシピ。たんぱく質の成分含有量が多く、ミートファーストという肉の品質に対するニュートロ社の安全性のこだわりがアピールされています。厳選された自然素材が多く使われていてクオリティも高そうですが、実際はどうなのでしょう。詳しく見ていきたいと思います。

原材料

チキン(肉)、チキンミール、エンドウマメ、乾燥ポテト、鶏脂*、タピオカスターチ、ビートパルプ、乾燥チキン、エンドウタンパク、タンパク加水分解物、ターキーレバー、ポークハート、ポークキドニー、亜麻仁、アルファルファミール、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(クエン酸、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)

編集部コメント~原材料~

原材料表を見ると、まず気になるのは第2主原材料のチキンミールです。ミールには副産物が含まれている場合がありますが、ニュートロ社では副産物不使用を明言していますので、安心して良いかと思います。そして、ビートパルプはテンサイ(サトウダイコン)と呼ばれ、砂糖をしぼり取った後に残るカスのことを言います。この砂糖を搾り取るときに特殊な薬品が使われることがあり、この残留薬品について危険性を指摘されることがあります。

その他、エンドウマメは比較的アレルギー発症の可能性が低いと言われますが、大豆のたんぱく質に似ているとの研究発表もあり、注意が必要です。

成分

タンパク質 32.0%以上、脂質 16.0%以上、粗繊維 3.5%以下、灰分 9.5%以下、水分 10.0%以下、オメガ6脂肪酸 2.0%以上、オメガ3脂肪酸 0.2%以上

編集部コメント~成分~

ミートファーストなドッグフードということで、主原材料のチキン、および第2主原材料のチキンミールの含有も多そうなたんぱく質の構成料であると思います。その他、オメガ脂肪酸やビタミン、ミネラルも配合されていますので、バランスの良い成分構成になっていると思います。

生産者情報

ワイルドレシピは、グレインフリーと無添加が特徴のアメリカ産のドックフードです。グレインフリーとは、穀物を一切使用していないという意味でアレルギーの心配がないので安心です。1924年に創業したニュートロ社が、「世界一のドック(キャット)フード」をつくるという事を合言葉として、高品質の製品を次々と開発していきました。世界のベストセラー商品に選ばれたものもあり、世界第3位のメーカーにまで成長しています。原材料から安心・安全にこだわるために、ニュートロ社は独自に製品基準を設けており、原料の調達から製造・品質管理まで全て自社にて行っています。よって品質は100%保証されているのです。

保管方法

ドッグフードの劣化する1番の原因は『酸化』です。酸化はフードに含まれる脂肪分が長時間空気に触れることで起きます。酸化したフードをワンちゃんが食べると、老化が進み寿命が短くなります。アレルギーや動脈硬化、更には癌や心筋梗塞などの原因になることもあるので保存には細心の注意が必要です。

▲開封前の保存方法

保存する場所によっては品質維持が困難になるため下記の点に注意しましょう。

  • 高温多湿は避ける
  • 涼しくて風通しがよい
  • 温度変化がない
  • 直射日光に当てない

開封前での保存する場所によってはすぐに劣化してしまいます。ワンちゃんの為にも購入時から保存場所には気を付けるようにしましょう。

▲開封後の保存方法

ワイルドレシピ『チキン』はドライタイプのフードです。水分量が少ないので保存期間は長いですが、酸化は封を開けてすぐに始まっています。開封後は、チャック付きのポリ袋など密閉しやすい容器に小分けにしていれ、空気を出来るだけ抜いてから日の当たらない涼しい場所で保管するようにしてください。合成保存料や人口の酸化防止剤は使用していないので、賞味期限に関わらず、開封後は出来れば1カ月を目安にお早めに与えてください。

よくある質問

・どのようにして愛犬にぴったりなフードを選べばよいのですか?

基本としてはワンちゃんのサイズやライフステージに合わせて選ぶことが望ましいです。サイズは大きく分けて大型犬・中型犬・小型犬の3種類です。ライフステージは子犬・成犬・高齢犬など成長段階に分かれています。それぞれ必要なカロリー・栄養素が異なりますので、注意しましょう。そこから添加物や産地、愛犬の好みなどの条件を増やして選ぶようにしましょう。アレルギーにも注意が必要です。ワイルドレシピシリーズは全てグレインフリーのため、アレルギーの心配はありません。ちなみにワイルドレシピは超小型犬~小型犬用のフードとして作られている為、そのサイズのワンちゃんを飼っている飼い主さんにはお勧めの商品です。もちろん中型犬・大型犬のワンちゃんに与えても大丈夫ですが、小粒なので大型のワンちゃんには食べづらいかも知れません。

・保存料・添加物は使っていますか?

人工添加物(着色料・着香料・発色剤など)は一切使用していません。また、危険性の高い人口の酸化防止剤は使用せず、自然由来の酸化防止剤のみ使用しているため、安心して与えていただけます。

・給与量

体重

(kg)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
与える量

(g)

30 45 60 75 85 100 110 120 135 145
200㏄

カップ数

0.3 0.5 0.7 0.8 1 1.1 1.3 1,4 1.5 1.6

上記給与量は成犬用の目安です。また、あくまでも目安ですので、愛犬の運動量に合わせて調節し、1日2回に分けて与えて下さい。

・フードを切り替えるには?

現在の食事からワイルドレシピに切り替える際は、まず現在のドックフードにワイルドレシピを25%程度混ぜて与えます。徐々に増やしていき、個体差はありますが1週間ほどの時間をかけて切り替えることをおすすめします。

食生活の変化に敏感なワンちゃんだと、急に切り替えると消化不良を起こし下痢になる可能性があるので注意しましょう。

・子犬にも与えられますか?

子犬はまだ成長している段階なので子犬用のフードを与えることが重要です。子犬と成犬では必要な栄養素が変わってきます。ワイルドレシピシリーズの中でも今回紹介している『チキン』は超小型犬~小型犬用で成犬用になります。子犬用であれば同じワイルドレシピシリーズで『ターキー』が子犬の必要な栄養素に合わせて作られている為お勧めです。

・老犬にも与えられますか?

全年齢対象のため、老犬でも与えていただけます。ワイルドレシピは穀物不使用で、消化性の高い高品質な素材を使用し消化吸収の健康維持に配慮しているため、消化吸収能力が衰えている老犬にも最適です。しかし顎の筋肉なども弱まってきている為、ドライフードはふやかしてあげたり、ワイルドレシピシリーズのウェットフードは水分も多く含んでいる為、そちらの方が摂取しやすいかも知れません。また老犬は運動量が減る為成犬と同じ量を与えると肥満になる恐れもあります。ワンちゃんの運動量や体形・体重などを考慮し調節するようにしましょう。

価格

ワイルドレシピ「チキン」はペットショップや量販店の他、Amazonや楽天などでも購入することができます。

参考価格 ※amazonサイト参照
ニュートロジャパン ワイルドレシピ

超小型~小型犬用チキン 成犬用 800g

\1640
ニュートロジャパン ワイルドレシピ

超小型~小型犬用チキン 成犬用 2kg

\2750
ニュートロジャパン ワイルドレシピ

超小型~小型犬用チキン 成犬用 4kg

\4550

※税込

まとめ

愛犬の祖先(オオカミ)が野生の時代に食べていた食事を再現することによって、愛犬の本能に訴え、本能が求める美味しさをとことん追及し開発されたワイルドレシピシリーズ。

高品質な肉を第一主原料に使用し第2主原材料のチキンミールも副産物不使用ですから良質なたんぱく質が摂取できると思います。一方で、小麦やトウモロコシなどの穀物は一切使用していないのですが、アレルギーが心配なエンドウマメが含まれ、また、残留薬品が心配なビートパルプの使用も確認できます。

「グレインフリーなのに価格が良心的で助かる」などという良い口コミも見られしたが、確かにこの価格帯のドッグフードとしては良い部類に入りますので、

エンドウマメやビートパルプのリスクを考慮して慎重に判断いただければと思います。

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