オーストラリア産の高品質のラム肉を使用し、米国飼料検査官協会に基づき最高の栄養バランスを誇るドッグフード「モッピー＆ナナ」。今回は「モッピー＆ナナ ナナハイエナジー」の原材料や成分を調査しました。給与量や価格などもあわせてご紹介しますので、フード選びの参考にしてみてくださいね。
基本情報
- 食の細い犬、幼犬や妊娠、授乳期のカロリーが沢山必要な時期の愛犬に向けたドッグフード
- 愛犬の皮膚や被毛の健康を考え必須脂肪酸オメガ3、オメガ6を配合
- アレルギー反応を起こしにくいラムと米が主原料
| 参考価格 | 1㎏－2,052円 3㎏－4,104円（税込）※公式サイト参照 |
| 参考1Kgあたり単価 | 約2,052円～約2,752円（税込） |
| カロリー | 340kcal/100g |
| 生産国 | オーストラリア |
| 主原料 | 小麦、ラム肉、家禽（チキン、ターキー） |
| 穀物 | 米、エン麦ふすま |
| 酸化防止剤 | 天然由来の保存料（ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物） |
| 人工保存料 | 不使用 |
| 人工着色料 | 不使用 |
| 人工香料 | 不使用 |
| その他気になる人工添加物 | 不使用 |
| 粒の大きさ | 直径平均8,5ｍｍ以下 |
編集部によるモッピー＆ナナの評価
オーストラリア産のプレミアムドッグフード、モッピー＆ナナハイエナジーですが、アレルギーを考慮して「ラム＆ライス」を原材料の軸としています。一般的に穀物である「米」は犬の消化に良くない影響を及ぼす可能性があると言われていますが、その他に気になる原材料が使われているのか・・など、詳しく見ていきたいと思います。
原材料
米、ラム、家禽（チキン・ターキー等）、コーングルテンミール、動物性油脂、エン麦ふすま、菜種油、ひまわり油、魚油、亜麻仁油、フラクトオリゴ糖、ビタミン類【レチノール(A)、チアミン(B1)、リボフラビン(B2)、ピリドキシン(B6)、シアノコバラミン（B12）、パントテン酸(B群)、コレカルシフェロール(D3)、ビオチン(Ｂ７)、コリン、イノシトール(B群)、葉酸、ナイアシン(B3)】、ミネラル群【鉄、銅、亜鉛、ヨウ化カリウム、セレン、マンガン、カルシウム、リン】、メタリン酸ナトリウム、ユッカ(ハーブ)抽出物、酸化防止剤（ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物）
編集部コメント～原材料～
第1主原材料の穀物である「米」はつぶしてゼラチン状にしたものを使うことで犬の消化に配慮をしているようです。その他、気になる原材料を挙げると、コーグルテンミールというトウモロコシ由来のグルテン粉や由来が不透明な動物油脂の使用などが挙げられます。特にトウモロコシはアレルギー発症の可能性がありますので注意が必要です。
また、第3の原材料としての家禽にはチキン・ターキーの他に「等」といった表記があり、どのような肉が使われているのかが分かりません。
人工の添加物は使われていませんが、不安になる原材料が含まれています。
成分
たんぱく質26％以上、脂質12％以上、粗繊維3.5％以下、灰分7％以下、水分8％以下
編集部コメント～成分～
ラム肉を主原材料に使うドッグフードの特徴でもありますが、たんぱく質は一定以上ありながら脂肪が少ない・・といった栄養バランスとなっています。太り気味のワンちゃんなどに適した成分構成のように思いますが、原材料に不安な食材が含まれますので注意が必要です。
生産者情報
モッピー＆ナナは愛犬の健やかな健康を一番に、人間と同じように考える事をコンセプトにフードの安全性や体に有害な添加物を一切使わず栄養バランスをしっかり考えられている商品づくりをしています。愛犬が長く安心して食べ続けられるようにフードの美味しさや、最高品質の素材を使っています。
保管方法
賞味期限は購入する際の詳細欄に記載されていますので参考にしてください。しかしそれは開封前の賞味期限で、開封後は酸化が始まりフードの劣化が始まります。封を開けたら1か月を目安にし、早めに使い切りましょう。保存はできるだけ空気を抜き、封をしっかり閉め、高温多湿を避け冷暗所で保管しましょう。空気に触れない真空保存容器がお勧めです。
よくある質問
・どのようにして愛犬にぴったりなフードを選べばよいのですか？
ナナハイエナジーはカロリーが沢山必要な愛犬に適しています。愛犬のライフステージに合うフードを選びましょう。肥満気味の愛犬にはカロリーが抑えられているモッピー＆ナナのライトエナジーがあります。
・保存料・添加物は使っていますか？
身体に悪影響を及ぼす恐れのある人工保存料や添加物は一切使用していません。
・給与量（幼犬）
| 体重 | 1日分の給与量 |
| 月齢0～3ヶ月2～4kg | 109～183g |
| 4～6kg | 183～248g |
| 6～10kg | 248～364g |
| 10～15kg | 364～493g |
| 月齢3～6か月2～4kg | 87～146g |
| 4～6kg | 146～199g |
| 6～10㎏ | 199～291ｇ |
| 10～15㎏ | 291～394g |
| 月齢6～8か月2～4㎏ | 65～110ｇ |
| 4～6㎏ | 110～149ｇ |
| 6～10㎏ | 149～218ｇ |
| 10～15㎏ | 218～295g |
・給与量（成犬）
| 体重 | 1日分の給与量 |
| 2～4kg | 58～97g |
| 4～6kg | 97～132g |
| 6～10kg | 132～193g |
| 10～15kg | 193～261g |
| 15～20kg | 261～325g |
| 20～25kg | 325～384g |
| 25～30㎏ | 384～441ｇ |
| 30～35㎏ | 441～495g |
| 35～40㎏ | 495～547ｇ |
| 40～45㎏ | 547～597ｇ |
| 45～50㎏ | 597～646ｇ |
| 50～60㎏ | 646～741g |
・フードを切り替えるには？
初めてナナハイエナジーを与える際には、今まで与えてきたフードにナナハイエナジーを少しずつ混ぜ、徐々増やしながら、1～2週間の時間をかけて切り替えてください。一気に変えると、下痢や嘔吐などを引き起こす原因ともなりますので、ゆっくりと時間をかけて切り返しましょう。
・子犬にも与えられますか？
モッピー＆ナナの「ナナハイエナジー」は幼犬用ですので与えられますが、子犬は消化器官がまだ未熟なので、硬いまま与えると消化不良を起こし下痢や嘔吐に繋がりやすくなります。様子を見ながらお湯でふやかして与えましょう。
・老犬にも与えられますか？
モッピー＆ナナの「ナナハイエナジー」は幼犬やカロリーを多く必要としているワンちゃんに向けたドッグフードです。活動量や代謝の少ない老犬に与えると肥満の原因に繋がりやすくなりますので、老犬には与えないようにしましょう。
価格
| 内容量 | 参考価格 ※公式サイト参照 |
| 1kg | 2,052円 |
| 3kg | 4,104円 |
| 9㎏（3㎏×3） | 10,929円 |
※モッピー＆ナナ「ナナハイエナジー」公式サイト：http://moppy-nana.jp/ic/001
・公式通販で購入の場合商品代金が6,500円以上の場合は送料無料になります。
・初めてご利用の場合は値段関係なく送料無料です。
・支払方法は代金引換、銀行振り込み、クレジットの方法があります。
まとめ
モッピー＆ナナ ハイエナジーは人工的な酸化防止剤は使用せずに天然由来の酸化防止剤を使用するなど、一見安心そうな印象も受けます。
必須脂肪酸オメガ3・オメガ6や腸内環境を整えるオリゴ糖を配合するなど、モッピー＆ナナならではの原材料使用も確認できますが、
消化に拝領した加工をされていても穀物であるお米が第一主原材料であることや、
アレルギー発症の可能性があるトウモロコシ由来のグルテン粉を使っていることに不安を覚えてしまいます。
栄養素のバランスや成分的には問題はなさそうですので、アレルギーを持っていないワンちゃんでしたらご利用を護ご検討いただいても良いかもしれませんが、
先の不安な原材料の使用がマイナスとなり、わんわんイズムの評価はやや厳しいものとなりました。