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【8008人調査】BLUEの悪い評判・安全性を調査

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鶏や家禽の副産物ミール、コーン、小麦、大豆を使用しないと謳うブルーバッファロー社のドッグフード「BLUE(ブルー)」。今回は「ライフプロテクション フォーミュラ 成犬用 チキン&玄米」の原材料・成分を分析し、さらにユーザーアンケート調査、口コミ評判を加味して評価してみました。

BLUE基本情報

・筋肉の健康維持とワンちゃんが好むおいしさの高品質な骨抜き鶏肉を使用したプレミアムフード

・低品質な鶏や家禽の副産物ミール、合成着色料などを一切使わないフード

・アレルギーを引き起こしやすいコーン、小麦、大豆の穀類が含まれない

・オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の配合で皮膚の健康と毛艶をサポート

参考価格 900g 1,984円(税込)2.5Kg 3,866円(税込)6Kg 7,862円(税込)※amazon参照
参考1Kgあたり単価 約1,310円~約2,204円(税込)
カロリー 363Kcal/100g
生産国 アメリカ
主原料 骨抜き鶏肉
穀物 玄米、大麦、オートミール、大麦若葉
酸化防止剤 天然由来成分
人工保存料 不使用
人工着色料 不使用
人工香料 不使用
その他気になる人工添加物 不使用
粒の大きさ 約10mm

編集部によるBLUEの評価

アメリカン・プレミアムドッグフード、BLUE。

“ライフプロテクション”という名称にあるように、毎日の犬の健康を維持することをテーマとした原材料選定や成分構成となっているようです。

また、このBLUEの特徴の一つとして、色の違う2種類の粒(ビッツ)が入っています。2種類の粒のうち、色の濃いものが「ライフソースTMビッツ」というもので、ビタミンなどの栄養が逃げないよう低温で調理した粒(ビッツ)を指し、これは米国の獣医師や動物栄養士が関わって開発したもので、BLUEの“こだわり”として紹介されています。

その他にも、高品質な原材料の使用も謳われているBLUE、その実力について分析と評価をしていきたいと思います。

BLUEのシリーズ商品

商品名 特徴
ライフプロテクション・フォーミュラ ラム&オートミール レシピ
ライフプロテクション・フォーミュラ チキン&玄米レシピ
ライフプロテクション・フォーミュラ チキン&オートミール レシピ
BLUE Natural Veterinary Diet 消化器サポート
体重&尿路ケア・サポート 食物アレルギーに対する加水分解フード
腎臓サポート 体重&尿路ケア・サポート

原材料

骨抜き鶏肉、チキンミール、玄米、大麦、オートミール、鶏脂 (混合トコフェロールにて酸化防止)、トマトポマス、エンドウマメ、亜麻仁 (オメガ-3脂肪酸およびオメガ-6脂肪酸源)、チキンエキス、馬鈴薯、アルファルファミール、馬鈴薯でんぷん、乾燥チコリ根、サツマイモ、人参、ガーリック、ユッカ抽出物、パセリ、ケルプ、ブルーベリー、クランベリー、リンゴ、ほうれん草、ブラックベリー、ザクロ、カボチャ、大麦若葉、ターメリック、グルコサミン塩酸塩、乾燥酵母、乾燥エンテロコッカス・フェシウム発酵産物、乾燥ラクトバチルス・アシドフィルス発酵産物、乾燥黒麹菌発酵産物、乾燥トリコデルマ・ロンギブラキアタム発酵産物、乾燥バチルス・サブチルス発酵産物、アミノ酸類 (DL-メチオニン、L-リジン、タウリン、L-カルニチン) 、ミネラル類 (炭酸カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸第一鉄、鉄アミノ酸キレート、亜鉛アミノ酸キレート、硫酸亜鉛、硫酸銅、銅アミノ酸キレート、硫酸マンガン、マンガンアミノ酸キレート、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム) 、ビタミン類 (塩化コリン、E、L-アスコルビン酸-2-ポリリン酸、ニコチン酸、パントテン酸カルシウム、ビオチン、A、B1、B2、D3、B12、B6、ベータカロテン、葉酸) 、カラメル色素、酸化防止剤 (混合トコフェロール、ローズマリー抽出物)

編集部コメント~原材料~

今回フォーカスした「BLUEライフプロテクション フォーミュラ チキン&玄米」の原材料ですが、主原材料のチキンやチキンミールには副産物が含まれていませんので安心して高品質なたんぱく質が摂取できそうです。

一方で、玄米や、穀物である大麦・オートミールも使われています。グルテン含有も少なく、いずれも低アレルギー食品ではありますが、製造過程が不明瞭なのでやや慎重に評価しておきたいと思います。他、合成の酸化防止剤や保存料は使われていませんので安心できますね。

成分分析

たんぱく質 24.0%以上、脂質 14.0%以上、粗繊維 5.0%以下、水分 10.0%以下、灰分 7.0%以下、カルシウム 1.0%以上、リン 0.7%以上、オメガ-3脂肪酸 0.5%以上、オメガ-6脂肪酸 3.0%以上、グルコサミン 400mg/kg以上

編集部コメント~成分~

品質の高い鶏肉の使用により十分な動物性タンパク質が含まれていますし、

BLUE独自のライフソースTMビッツ製法により原材料として使われている野菜や果物に含まれる水溶性のビタミンを壊さずに摂取できるよう工夫されていますので、成分バランスに対するこだわりは強く感じられます。

生産者情報

BLUEは、ブルーバッファロー社のアメリカ産ドッグフードです。オーナーの愛犬「ブルー」が病気になったことをきっかけに生まれたペットフードメーカーであり、オフィスでは犬や猫が自由にくつろいでいる中でフード作りをしています。

犬や猫の健康を第一に考え、獣医師や動物栄養士と共に高品質なBLUEが開発されました。鶏や家畜の副産物ミールや、アレルギーの原因になりやすい穀物を一切使わず、高品質な自然素材のみのおいしいフードを作っています。抗酸化栄養素や免疫力維持サポートなどの特徴があるライフソースビッツを含むフードで健康をサポートします。

全国8,008人の飼い主さんへのドッグフード利用アンケート調査結果

・8,008人調査:BLUE利用者数=15人(全国推計約16,708利用)

BLUEを利用されている飼い主さんは、ドッグフードを利用する8,008人ユーザー調査で15人の出現となりました。犬の推計飼育数892万頭として換算すると、約16,700頭ものワンちゃんがBLUEを利用していることになります。

※一般社団法人ペットフード協会の「平成29年 全国犬猫飼育実態調査」では、20代~70代の方の犬の飼育頭数は8,920,000とレポートされています。(http://www.petfood.or.jp/data/chart2017/index.html

・ドッグフードクオリティ満足度調査結果(平均69.5点)

BLUE 70.8点(全体平均69.5点)

調査上の利用者が少なかったこともあり、ランキング得点はあくまでも参考値として掲載しています。利用者(サンプル)数が少ないものの、満足度ランキングでの満足度スコアは70.8点と平均に近い得点となっています。自由回答を見ると、「形や成分がいい。安心して食べさせられる(愛知県 50代女性 ミニチュアダックスフンド)」といった意見がありました。

BLUEが選ばれている理由

BLUEを利用している飼い主さんに選択した理由を聞いたところ、以下の通りの結果となりました。

出現した選択理由として、「一粒当たりのサイズが合っている」「添加物、保存料などの安全性」「価格の適正さ」といった項目が上位となっています。

BLUEは、骨抜きチキンをはじめとした自然派素材を使用した高品質なプレミアムドッグフードですが、素材よりもサイズ(小型犬用に粒のサイズを開発している)への評価が高いようですね。

保管方法

ドッグフードは酸化しやすいため、保管方法には十分注意しましょう。酸化してしまうと味や香りが変わってしまい、本来含まれるはずの栄養も少なくなってしまいます。

・開封前の保存方法

開封前でも保存する場所によっては、品質維持が難しくなることもあります。

・湿度が高くならない

・風通しがよい

・温度変化がない

・直射日光が当たらない

などの条件に適した場所で保存しましょう。

 

・開封後の保存方法

開封前と同じように温度や湿度、直射日光に注意して、冷暗所などで保存しましょう。

よくある質問

・給与量 BLUE「ライフプロテクション フォーミュラ 成犬用 チキン&玄米」

給与量は目安です。年齢や運動量などによって調整しましょう。

1日分の給与量の目安

体重 1日分の給与量
2.3kg 56g
4.5kg 94g
9.1kg 159g
13.6kg 215g
18.1kg 267g
27.2kg 361g
36.3kg 448g
45.4kg 530g

(100gあたり約363kcal)

1日分を2回くらいに分けて与えます。パッケージに記載されている量は1回分ではなく、1日分の量となるため間違わないように注意しましょう。

・フードを切り替えるには?

急に新しいフードに変えてしまうと食べなくなってしまうワンちゃんもいます。フードを切り替えるときは、今まで食べていたフードに新しいフードを少量ずつ混ぜていきましょう。はじめは新しいフードを25%程度、徐々に増やしながら2週間くらいかけて切り替えます。

切り替え方の目安

  新しいフードを混ぜる割合
1日目 25%
1週間目 50%
2週間目 100%

早いと1週間ほどで切り替えられるワンちゃんもいます。新しいフードを混ぜる割合は、ワンちゃんに合わせて調整していきましょう。

・子犬にも与えられますか?

BLUE「ライフプロテクション フォーミュラ チキン&玄米」には、子犬に適した栄養バランスの子犬用があります。生後6カ月までは1日3回くらい、生後6~12カ月までは1日2回くらいに分けて与えましょう。

・老犬にも与えられますか?

同シリーズの高齢犬用フードがあります。運動量などが成犬期とは変わってくるため、高齢犬に適した栄養バランスのフードをおすすめします。1日分を2回くらいに分けて与えますが、1回で食べられる量が減ってくるワンちゃんもいます。消化吸収が弱ってきたワンちゃんには、3~4回に分けて与えましょう。

・賞味期限はどれぐらいですか?

BLUEは他のドッグフードと同じように、開封後はできるだけ早く使い切りましょう。賞味期限の目安は開封後1カ月としています。ただし、どんな状況で保管されるかによってこの賞味期限は左右されるので、1カ月というのはあくまでも目安として考えておきましょう。状態によってはそれよりも早く使い切った方がよい場合もあります。

賞味期限については事前に確認をして、保管方法も意識してみましょう。

・食べない場合はどのように対処すればよいですか?

いきなりドッグフードを変更すると、ワンちゃんは食べてくれません。フードの切り替えをするときは、少しずつ以前のフードからBLUEに変えていきましょう。ポイントは、徐々にBLUEの割合を多くしていくことです。最終的にはBLUEだけで食べてくれるように、混ぜる量を調整してみましょう。

BLUEはチキンを主原料としているので、ワンちゃんにとっては美味しそう、食べてみたいと思うような風味に仕上がっています。

価格

公式サイトでの販売がない場合には、ペットショップや量販店の他、Amazonや楽天などでも購入することができます。

「ライフプロテクション フォーミュラ 成犬用 チキン&玄米」

内容量 参考価格 ※amazon参照
900g 1,984円
2.5kg 3,866円
6kg 7,862円

※税込

BLUEの悪い口コミ

・柴犬 3歳

うちの愛犬はあまり好みではないようです。BLUEを以前のフードに混ぜながら与えてみて早2週間が経過しますが、BLUEだけ器用に残しています。チキンが主原料となっているフードが好みではないのかもしれません。せっかく買ってしまったので、もう少し残っている分をどうしようか悩んでいます。

良い口コミ

・柴犬 5歳

BLUEに変えてからうんちの調子が良いです。緩い日が続いたり便秘気味になったりといった日を繰り返していたのですが、BLUEにしてからの1ヶ月間は毎日状態の良いうんちが出ています。これからも続けてみて、様子を見たいと思います。

・ボストンテリア 4歳

BLUEを食べ始めてから毛艶が良くなりました。皮膚のかゆみも治まったようで、今までのドッグフードから完全にこちらのBLUEに変えようと思っています。フードの切り替えも思ったより順調で、愛犬も喜んで食べてくれるので助かっています。

・ポメラニアン 7歳

7歳になり、食欲に差があったり食べムラも出てきていたのですが、BLUEを試しに与えてみたところ、想像以上の食べっぷりでびっくりしました。今は体重に沿った規定量をしっかり完食できるようになりました。

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