ケーナインヘルスは、今注目されている手作りご飯になります。肉や魚をくわえて煮込むことで完成するドッグフードです。手作り食は難しい…栄養バランスが心配…そのような飼い主さんでも気軽にスタートすることができるのでとても人気があります。
ケーナインヘルスの詳しい情報をご紹介します。
基本情報
- オーガニックの野菜やハーブがフリーズドライになっています。飼い主が肉や魚のたんぱく質を加えて煮込むスタイルのドッグフード
- 多くのオーガニックの食材が含まれており、特に皮膚トラブルには多くの改善をもたらしている
- ヒューマングレード、着色料保存料など一切不使用の安全安心な製造
参考価格 | 3,800円(税別) |
参考1Kgあたり単価 | 6,702(税別) |
カロリー | 297kcl |
生産国 | アメリカ |
主原料 | ロールドオーツ(圧ペンオート麦・有機) |
穀物 | オート麦・ライムギなど |
酸化防止剤 | 不使用 |
人工保存料 | 不使用 |
人工着色料 | 不使用 |
人工香料 | 不使用 |
その他気になる人工添加物 | なし |
粒の大きさ |
編集部によるケーナインヘルスの評価
このドッグフードは肉などたんぱく質を構成する主原材料を飼い主さんご自身が手作りで用意されるような場合の補助フードです。なので、このフードを他の主食としてのドッグフードと同列で比較するものでは無いのですが、一応原材料や成分について分析したいと思います。
原材料
ロールドオーツ(圧ペンオート麦・有機)、大麦(有機)、ライ小麦(有機)、スペルト麦(有機)、玄米(有機)、カムート麦(有機)、スウィートポテト、ニンジン、ポテト、ズッキーニ、エンドウ豆、グリーンビーンズ、ビート、ブロッコリー、パセリ、ニュートリショナルイースト、レシチン、アルファルファ、ケルプ、フラックスシード、クエン酸カルシウム、フェヌグリーク、フェンネル、ジンジャー、ペパーミント、タンパク質キレート亜鉛、タンパク質キレート鉄、ビタミンEサプリメント、タンパク質キレートマンガン、ビタミンAアセテート、d-パントテン酸カルシウム、硝酸チアミン、亜セレン酸ナトリウム、塩酸ピリドキシン、リボフラビンサプリメント、ビオチン、ビタミンB12サプリメント、ビタミンD3サプリメント、葉酸
編集部コメント~原材料~
飼い主さんのこだわりで、生肉等の主食をご用意されるような場合の補助フードとしての役割を担いますが、オート麦、大麦、ライ小麦、スペルト麦、玄米などの穀物が多数含まれていますのでアレルギーが気になるワンちゃんには不向きかもしれません。
成分
粗タンパク質12.0%以上、粗脂肪3.0%以上、粗繊維5.0%以下、粗灰分3.0%以下、水分12.0%以下、カルシウム1.62%、リン0.77%、ナトリウム0.54%、マグネシウム0.19%
編集部コメント~成分~
主食ありきの補助フードですので、たんぱく質含有量はAAFCOなどの基準値を満たすことはできません。ビタミン類やミネラル分が添加されていますので、たんぱく質を除いた栄養素は含まれています。
生産者情報
発案者のドクターハーヴィーはニューヨークで個人開業医を行っていました。大学ではハーブの研究で素晴らしい実績を収めており、多くの動物たちが病気に苦しむ様子から市販のフードに頼らず食事から健康になるというスタイルを見出しました。「健康はキッチンから」と考え、手作りフードの販売に至ります。現在は作家で、家族とグレーハウンド、イタリアングレーハウンドと生活をしています。
保管方法
ケーナインヘルスは、肉が調理加工されて作られた一般的なドッグフードとは違います。ハーブや野菜をフリーズドライにしたものです。
密閉した状態で保管するようにしましょう。
保管は冷蔵庫が適しています。開封後は2か月以内に使い切るようにしましょう。
よくある質問
・どのようにして愛犬にぴったりなフードを選べばよいのですか?
ケーナインヘルスには多くの穀物が含まれています。穀物の苦手なワンちゃんは様子を見ながら与えるようにしてください。また、調理の仕方によって変わるので、たんぱく質となる肉や魚、オイルの種類を様子を見ながら調整しましょう。
・保存料・添加物は使っていますか?
保存料添加物は一切使用していません。すべてヒューマングレードなので安心して与えることができます。
・給与量
1歳半~7歳まで | ||||
体重 | ケーナインヘルス(カップ) | 水(カップ) | 肉や魚などのたんぱく質(グラム) | オイル量
(ティースプーン) |
~3.6kg | 1~1.5 | 1~1.5 | 113~198 | 0.5 |
~8.2kg | 1.5~2 | 1.5~2 | 198~255 | 1 |
~13.6kg | 2~3 | 2~2.5 | 255~312 | 2 |
~22.7kg | 3~4 | 2.5~3.5 | 312~425 | 3 |
~31.8kg | 4~5 | 3.5~4 | 425~539 | 4 |
~40.8kg | 5~6 | 4~5 | 539~624 | 5 |
・フードを切り替えるには?
一般的な切り替え期間は必要ありません。稀に、ドライフードから手作りフードに変更したときは、食べないことや便が緩くなることがあります。徐々に混ぜながら変更することも可能です。しかし、手作りの食事や新鮮なお肉は圧倒的に食いつきがよくなることが多いので、簡単に切り替えることができるでしょう。
・子犬にも与えられますか?
子犬にも与えることができます。子犬の場合はたんぱく質を増やすなどレシピの変更が必要になるので、子犬用のレシピを確認しましょう
1歳半まで | ||||
体重 | ケーナインヘルス(カップ) | 水(カップ) | 肉や魚などのたんぱく質(グラム) | オイル量
(ティースプーン) |
~3.6kg | 1~2 | 1~2 | 142~227 | 0.5 |
~8.2kg | 2~2.5 | 2 | 227~283 | 1 |
~13.6kg | 2.5~3.5 | 2~3 | 283~397 | 2 |
~22.7kg | 3.5~4.5 | 3~4 | 397~482 | 3 |
~31.8kg | 4.5~5.5 | 4~4.5 | 482~595 | 4 |
プラスして、体重5キロに対して 大さじ1/2杯のカッテージチーズと、小さじ1杯のプレーンヨーグルトを加えて下さい。
・老犬にも与えられますか?
体調によって食事管理が必要なシニアのワンちゃんにはぜひ試してほしい内容です。
加えるお肉などは小さくカットし、よく火を通してあげると消化の負担も少なくなります。
7歳以上 | ||||
体重 | ケーナインヘルス(カップ) | 水(カップ) | 肉や魚などのたんぱく質(グラム) | オイル量
(ティースプーン) |
~3.6kg | 1.5~2.5 | 1.5~2 | 85~113 | 0.5 |
~8.2kg | 2.5~3 | 2~2.5 | 113~170 | 1 |
~13.6kg | 3~3.5 | 2.5~3 | 170~227 | 2 |
~22.7kg | 3.5~5 | 3~4 | 227~283 | 3 |
~31.8kg | 5~6 | 4~5 | 283~340 | 4 |
~40.8kg | 6~7.5 | 5~6.5 | 340~454 | 5 |
・使うときに気を付けることはありますか?
一般的なドライフードと違い、様々な食材がミックスされています。パッケージ内で食材が下に沈んでいることがあるので、使用するときはバランスが良くなるようによく混ぜてから使用しましょう。
・調理の際にピンク色になった
ケーナインヘルスにはビートが含まれています。手作りご飯にはよくあることですが、食材の色がにじみ出てくることがあります。問題なく食べることができます。
価格
ケーナインヘルスはペットショップや量販店の他、Amazonや楽天などでも購入することができます。
参考価格 | |
ドクターハーヴィーズケーナインヘルス 567g | 3,800円 |
ドクターハーヴィーズケーナインヘルス2.27kg | 12,200円 |
ドクターハーヴィーズケーナインヘルス4.54kg | 22,800円 |
まとめ
ケーナインヘルスは、肉などの主食を飼い主さんが別に用意し、その他の栄養素を補完するために使う補助フードです。ですので、一般的な主食としてのドッグフードとは比較するものではありませんが、複数種類の穀物を使用していますのでアレルギーの発症が気になるワンちゃんには注意が必要なフードです。
同様の補助フードとしては「オネストキッチン」の方が良いかもしれません。